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ヤフオクで個人カスタマイズしたiMacを検証する

SSDの取付位置
最近では、iMacを個人で改造してヤフオクに出品する方も増えてきました。
iMacの分解は、非常に高度な技術が必要で、個人で趣味で改造するにはリスクが高いのです。
しかし、最近はネットで情報が得られやすいせいか、このような改造をする人が増えてきました。
では、個人でカスタマイズしたiMacと、当店のようなプロショップでは、どのような違いがあるのでしょうか?
最近は、個人で改造したiMacのトラブルが急増して、当店でも毎日のように問い合わせがきます。分解して、その違いを検証してみましょう。
yahoo_auc01.JPG黄色い線の部分にSSDが増設してあります。本来、ここに取り付ける場合は、純正の取り付けキットを使用します。しかし、SSDに両面テープを貼り付けただけで、しかもきちんと接着出来ていないので、斜めになってしまっています。
yahoo_auc02.JPGこれでは、グラフィックカードの下のスペースが無くなり、熱がこもりやすくなるので、SSDの寿命も短くなってしまいますね。
yahoo_auc04.JPG裏面の両面テープは、接着力の弱いモノで、しかも貼り付いていた部分もほとんどありません。なぜかというと、この場所は、iMacの背面部分にあたり、微妙に湾曲しているので、平面では貼り付かないんです。
yahoo_auc03.JPG本来SSDが取り付けられる部分は、ご覧のとおり何もついていませんね。
yahoo_auc15.JPGこちらは別のヤフオク出品者のカスタマイズしたiMacですが、なんと・・・SSDをセロテープで貼りつけただけの非常に雑な作業です。あなたのiMacの中身がこのようになっているかもしれません・・・。
当店のSSDの取付け位置を比較
yahoo_auc10.JPG当店では、正規の位置にきちんとSSD取り付けキットを使用してしっかり固定しています。しかも、このキットは当店アップルナビオリジナルで、国内の工場で設計し、純正形状を保ちながら、iMac Mid 2010とMid 2011の両方に使えるようにしたものです。本来は、Mid 2010用は別のモノを使用し、Mid 2011に至っては、取付穴があるものと、無いもので取り付けキットが違います。当店のオリジナル取り付けキットは、この3種類のものを1つで共通に使えるように、専用設計となっています。
仕上がり
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yahoo_auc11.JPGこちらのカスタマイズモデルは、お客様より依頼があり、当店にてカスタマイズしたものです。HDDの位置にSSDを取り付けてSSD×SSDのHybrid使用です。SSDの取付けには、3.5インチの変換キットを使用してHDDがあった位置に綺麗に取り付けます。もちろん、もう一つのSSDもオリジナルSSD取り付けキットを使用して、しっかり固定してあります。
メモリーを検証
yahoo_auc13.JPG当店がアップル純正メモリ−を使用しているのに比較して、個人でカスタムしたモデルは、安価な社外メモリーを使用しています。メモリー不良は、カーネルパニックやフリーズの原因となりますので、要注意です。また、当店でも社外メモリーを使用する場合がありますが、その場合は必ず実機に取り付けてメモリーテストを実施し、相性問題をクリアしてから出荷しているので安心です。
検証結果
やはり、プロショップの視点から見ると、これ以外にも配線の取り回しや、取付け方法など、各所に難点が目立ちます。当店では、個人でのカスタマイズを批判する気は全くありませんし、むしろ個人で楽しむ範囲でしたら、大いにカスタマイズ有りだと思っています。しかし、今回の検証の結果、あまりにも取付方が無残だったり、配線の取り回し方でショートしそうな箇所があったり、一つ間違えれば火災になりかねない部分もありました。このような仕上がりで満足できるのであれば、個人出品のカスタマイズモデルを購入する選択も有りかと思います。
以上、プロショップでのカスタマイズと比較させていただきましたので、購入の選択基準となれば幸いです。(比較させていただいた個人カスタマイズモデルは、ヤフオクでも多数出品している方のモノを分解させていただきました。当店に修理依頼が多いのもこちらの出品者がカスタマイズされたものです)